2026-08-09 09:00 JST

Plotree ユーザーマニュアル

Plotreeで分岐する物語の作成、接続、整理、配置、出力を行うための手順です。

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Plotree は、小説やゲームの分岐する物語をグラフとして設計するアプリです。プロジェクトには、物語の流れ、ノードの本文とメモ、タグ、登場人物、グループ、外観設定をまとめて保存できます。

Plotreeで作成した分岐ストーリーの全体図

プロジェクトを始める

ファイル > 新規でプロジェクトを作成し、タイトル欄に作品名を入力します。既存の .plotree ファイルは ファイル > 開く で開き、保存 または 名前を付けて保存 で保存します。.plotree は整形済み JSON のファイルで、形式更新時には移行処理が行われます。

起動時に .plotree ファイルのパスを最初のコマンドライン引数として渡すと、そのプロジェクトを開けます。

物語の流れを作る

  1. ツールバーまたはキャンバスの右クリックメニューから、シーン選択肢エンディングを追加します。
  2. ノードを選択し、右の詳細パネルでタイトル、本文、執筆用メモを編集します。
  3. シーンまたは選択肢ノードの丸いハンドルから別のノードへドラッグして、接続を作成します。
  4. 接続線を選択し、選択肢ラベルを入力します。
  5. エンディングを追加して、複数の結末を設計します。

選択したノードを編集する画面

エンディングノードには出力用の接続ハンドルがありません。また、自己接続、重複接続、Start ノードを対象にした接続は作成できません。

物語の情報を整理する

カラータググループでタグを作成し、タグの選択画面から選択中のすべてのノードへ付けます。複数選択で一部のノードだけにタグが付いている場合は、混在状態として表示されます。

人物から登場人物を作成し、グループで整理できます。人物は複数のグループに所属できます。ノードを選択した状態で 割り当て を使うと、シーンや選択肢に登場人物を関連付けられます。右の詳細パネルには、タグと登場人物の要約が表示されます。

登場人物と所属グループを管理する画面

グラフを整える

ノードをドラッグすると位置を移動できます。移動したノードはピン留めされ、自動整列でも位置が維持されます。レイアウト方向で 左から右 または 上から下 を選び、自動整列を実行すると、ピン留めされていないノードが配置されます。分割ボタンの すべて再整列 は、ピンを解除してすべてのノードを配置します。

キャンバスでは次の操作ができます。

操作 方法
パン 中ボタンドラッグ、または Space を押しながら左ドラッグ
ズーム Ctrl + マウスホイール
ノードを選択 ノードをクリック
複数ノードを選択 空白部分をドラッグ、または Ctrl / Shift を押しながらノードをクリック
すべて選択 テキスト入力中以外で Ctrl+A
選択を解除 Esc
複数ノードを移動 選択中のノードのいずれかをドラッグ

ノードの外観を設定する

外観を選択すると、シーン、選択肢、エンディングごとにヘッダー色、幅、高さ、カード表示を設定できます。選択したノードは、右の詳細パネルで種類ごとの既定を個別に上書きできます。リセット操作で該当する既定値に戻せます。

ノードの外観を設定する画面

安全に編集する

Ctrl+ZCtrl+Y、またはツールバーのボタンで、編集を取り消し・やり直しできます。テキスト入力、ノードの移動、サイズ変更は、それぞれ一つの履歴操作として扱われます。選択中のノードまたは接続は Delete キーか右クリックメニューから削除できます。

エクスポートする

ファイル > エクスポートから、次の形式で出力できます。

  • グラフ全体の PNG または SVG
  • 起点からエンディングまでのルートをまとめた Markdown または テキスト

テキスト形式の出力には、行き止まりや到達できないノードの警告も含まれます。

表示言語を切り替える

設定 > 言語から、システム既定日本語Englishを選択します。選択後に Plotree を再起動すると、選んだ言語ですべての UI 文字列が表示されます。